駄目シンガーと駄目ロッカー
あたしは立ち上がり、シャワールームへ向かった。


シャワーを浴びる。

よく分かんない。

よく分かんないけど、明日から何かが起きそうな『予感』がした。


ここはひとつ、今までのあたしにさよならしてみるか。

負けず嫌いな性格。

そればかりじゃ何も変わらないのかもしれない。
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