純恋
その時名字はちゃんと聞いた。





確か、松原先輩...





そうだ!松原先輩だ!!





松原先輩は、「さっちゃん傘無いの??だったらこれ使いなょ。」そう言って、透明なビニール傘を差し出した。





でもあたしは、「いゃ、いいです。ホント大丈夫なんで。」そう言って、100均へとひたすら走った。
< 19 / 30 >

この作品をシェア

pagetop