純恋
その時のあたしの心はズタズタだった。
仮にも好きかもしれない人なのに、その人をここまで悪く言われると、何も言葉が出て来なかった。
数日後、あたしは下校中に通学路で会った3年女子の、夏波ちゃんと千絵美ちゃんに、松原先輩について聞いてみた。
すると、「さっちゃんは松原のことどう思う??」と、逆に聞かれてしまったのだ。
あたしは一応、「話したことないからよくわかんない。」ただそれだけ答えた。
ちなみに、3年生には小さい頃からの知り合いが多いから、あまり敬語は使わない。
千絵美ちゃんは「そっか。」と言った。
すぐにあたしは、「でも柚那は、メールは感じ悪いし、本当は性格悪いって言ってた。」と付け足した。
でも夏波ちゃんは、「大丈夫だょ。ちょっとチャライけど、本当はアイツ、すっごくいいやつだから。」そう言ってくれた。
仮にも好きかもしれない人なのに、その人をここまで悪く言われると、何も言葉が出て来なかった。
数日後、あたしは下校中に通学路で会った3年女子の、夏波ちゃんと千絵美ちゃんに、松原先輩について聞いてみた。
すると、「さっちゃんは松原のことどう思う??」と、逆に聞かれてしまったのだ。
あたしは一応、「話したことないからよくわかんない。」ただそれだけ答えた。
ちなみに、3年生には小さい頃からの知り合いが多いから、あまり敬語は使わない。
千絵美ちゃんは「そっか。」と言った。
すぐにあたしは、「でも柚那は、メールは感じ悪いし、本当は性格悪いって言ってた。」と付け足した。
でも夏波ちゃんは、「大丈夫だょ。ちょっとチャライけど、本当はアイツ、すっごくいいやつだから。」そう言ってくれた。