大好きって言ってよ
「美香」

「優哉」

優哉は、私の隣にいる

お母さんに気づいた。

「あっ…すみません。美香さんとお付き合いさせていただいている早乙女優哉です」

「こちらこそ、すみませ~ん…」

お母さん、フザけんなよ。

「優哉…まだ、準備できてないからさ…家はいって待ってて」

「あっ…いいの?」

「うん…?」

優哉は、ちょっと緊張してたね。
< 107 / 201 >

この作品をシェア

pagetop