大好きって言ってよ
学校に着くと

案の定…授業が始まっている時間。

「2限まで、屋上にいよっか」

優哉は、笑って言った。

私は、頷いた。

屋上……

私たちは

寝転がった。

「キレー……」

「だな…」

そこには、青空が広がっていて

それを見ている私たちは

永遠を約束された気がした。

永遠に広がる空は

私たちの未来に

希望をくれた。

そんな気がしたんだ。

まだ、

知らなかったから――――――
< 110 / 201 >

この作品をシェア

pagetop