大好きって言ってよ
6章

本当の気持ち

「拓馬…ごめん」

私は、小さく拓馬に謝って

走った。

でも、車で1時間もかかる場所から

簡単に家に着くはずがない。

でも、必死に走った。

自分の限界が来ても

限界だと思わずに

走った。

拓馬……

ありがとう。

最初はウザかったけど

今は、大事な大事な

存在だよ。
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