大好きって言ってよ
「大丈夫?」

優哉は、私のことを1番に考えてくれた。

自分のことよりも―――――

「ってめっ…何すんだよ!」

耕哉が立ち上がって

優哉に殴りかかってきた。

その拳は、優哉の頬に当たった。

「優哉っ!」

「大…丈夫…だから」

優哉は笑ってた。

…優哉

「ねえ!こんなことするのもうやめて!」

耕哉にそう言った。

「私は…耕哉の束縛も、暴力も…もう嫌だ。私の好きな人…傷つけないでよ!」

泣きながら、そう言った。

「好きな人…?」

「そうだよ!耕哉は前好きだった。でも、今は…優哉が好き」

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