下から見た景色
チビ太「あんたら兄弟は金色の猫じゃらしに興味ないのか?」



虎司「興味がないって言ったら嘘になるが、別に必要ないな」



龍司「どうせみんな願い事なんてロクな事を考えねぇ!うちらはシマを守れるだけで十分だ」



虎司「今まで地図を狙いに来た奴らもダメな奴ばかりでよ!だからカモにしてやったよ」



龍司「あんたらは自分の欲で金色の猫じゃらしを探してる気がしなくてな」



虎司「だからうちら兄弟も今回は組まずに真剣勝負でやったんだよ」



龍司「そしたら負けちまったけどな」



タマオ「おまえら…」



レン「じゃあ俺だけの時は組んで戦っていたのか?」


龍司「いいや!あんたは普通に弱かっただけだ」



レン「なんだそれ!聞かなきゃ良かったよ」



龍司「まぁどちらさんも地図を半分ずつ持ってるみたいだがお互い頑張れよ」



虎司「また遊びに来いよ!特にタマオ!お前にはリベンジしたいからよ」



タマオ「おうよ!次は俺に勝てるよう兄弟で修行しておけよ」



龍司「今のうちに言っとけよ!じゃあな」



チビ太「強かったですね!タマオさん」



タマオ「ここで負けたら俺の夢に太郎君が出てきて怒られそうだからよ」



レン「太郎?」



タマオ「なんだよ?てめえには関係ない話だ」



レン「…」



そしてうちらは麻雀屋を出て地図を広げた。



この場所は…
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