バスの中の恋
「あたしは楽しみだったのに…」 



そう続けて言った



「ごめん。あのときは…ううん、最近ずっとあの人のことや…
ゆきのこと考えてて…」



「あたしのこと?」



「うん。いつ、ゆきに話そうか。とか、言ったほうがいいのかな。とか…」



隠してるってことが嫌だったから…
そのことをあたしははっきりと言った 



「そっかぁ。安心した」



本当に安心した顔で笑うゆきを見て、あたしも一緒になって笑った 



「これからはちゃんと話すよ」



「言いたくないことは言わなくていいと思うよ」



「じゃあ…話したかったら言う」



「うん」



あたし達は笑いながら屋上を降りた 









放課後になり



「じゃあ、部活行くね」



ゆきに伝え、
あたしは小百合と部活に行った

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