ツンツン事情



「ま、いいけどさ。ほら、行くぞ。」


そう言って歩き出す俺。



目指すは駅前のケーキ屋。



「え、いいの?」


「しょうがねえからな。」


フッと笑うといきなり腕に菜瑠が抱きついてきた。



「ありがとうっ夏生!」




やべー…可愛いっ



てか上目使いすんなっ


はあー…


本当自覚ないから尚更たちわりーよな。




俺は必死に理性と戦った。







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