ブルーランド
雨ノチ涙。
1
「山本あきさーん、どうぞ。」
がらら。ドアを開けるといつもお世話になっている先生とかわいい看護婦さんがいた。
「お願いします。どうですか?」
「・・・・うん、山本さん、再発ですね。肺がんで結構転移しています。」
一瞬頭が真っ白になって無意識に声がでてた。
「・・・・ぁの・・助かるんですか?・・」
22歳の時にガンになって治って、3年病院に通い続けて・・・・・再発。
「大分転移してそうだからまだなんとも言えないんだ。明日から検査入院したほうがいいね。そのあたりはどうかな?」
「大丈夫です・・。」
これからの治療のことを少し話して帰った。
伝えなきゃな・・・。でも仕事もあるだろうし、まだ伝えないでおこう。
私には、5年付き合ってる人がいて、遠距離。
私は福岡で彼は東京、三ヶ月か二ヶ月に一回ほどあえる。
今日は6月25日だから彼に次会うのは9日後。
そのときに伝えよう。
「ちゃんとしてたんだけどな・・・・・。」
なんだか悲しくて、泣くのを一生懸命我慢してた。
がちゃ。カチッ。
家に着いたらすぐ寝た。明日朝の家に仕事場にはなしに行かなきゃいけないし。
がらら。ドアを開けるといつもお世話になっている先生とかわいい看護婦さんがいた。
「お願いします。どうですか?」
「・・・・うん、山本さん、再発ですね。肺がんで結構転移しています。」
一瞬頭が真っ白になって無意識に声がでてた。
「・・・・ぁの・・助かるんですか?・・」
22歳の時にガンになって治って、3年病院に通い続けて・・・・・再発。
「大分転移してそうだからまだなんとも言えないんだ。明日から検査入院したほうがいいね。そのあたりはどうかな?」
「大丈夫です・・。」
これからの治療のことを少し話して帰った。
伝えなきゃな・・・。でも仕事もあるだろうし、まだ伝えないでおこう。
私には、5年付き合ってる人がいて、遠距離。
私は福岡で彼は東京、三ヶ月か二ヶ月に一回ほどあえる。
今日は6月25日だから彼に次会うのは9日後。
そのときに伝えよう。
「ちゃんとしてたんだけどな・・・・・。」
なんだか悲しくて、泣くのを一生懸命我慢してた。
がちゃ。カチッ。
家に着いたらすぐ寝た。明日朝の家に仕事場にはなしに行かなきゃいけないし。