小さな恋
♪~♪~♪
携帯のアラームで目を覚ます。
-6:30-
「あ~あ~面倒くさいな・・・
あんな楽しくない授業したって・・・」
美亜の前に見たことのない制服が掛けてあった。
(あっ・・・そうかもう中学生じゃないんだ。。)
今日は高校の入学式当日。
いつもより早めに起きた。
「着替えなきゃ・・」
高校の制服の隣に中学のジャージ。
まちがえて中学ジャージをとってしまった。
「あっ間違えた。もうこんなダサイジャージじゃなくなるんだった」
美亜はあまり着慣れない制服を着た。
美亜の通ってた中学は主にジャージ登校だった。
制服だって行事のときのみ
(これから毎日この制服を着るんだぁ♪)
美亜は胸をわくわくさせた。
着替えをして軽くメイクをして髪も整えた。
ご飯を食べ歯を磨き後は愛をまつだけ。
愛が迎えに来た。
外に出る。
外の日差しがまぶしかった。
昨日染めた茶色の髪が日の光できらきら輝いている。
愛とは私(美亜)の友達。
小学校からの縁。