everyday☆超能力

でもテレパシーなんて必要無いほどの大きな声が聞こえてきた

「私の可愛い・・ヒック、可愛いエリザベスが・・・グスッ、いなくなってしまったの・・・ウゥ」

泣いてんだ・・・



よしっ!用意出来たから早く行こう


「紅茶をどうぞ・・・・」


「ありが・・・グスッ、とう」


「えっと、そのエリザベスとは、犬とか猫ですか?」

接客上手な冬乃に任せよう

「そうよ・・・可愛いロシア・・・ヒック、ロシアンブルーの猫・・・」


「いつ頃にいなくなってしまったのですか?」

女性はだいぶ落ち着いてきたようだ


「昨日よ!余り外に出たがらないエリザベスが消えてしまったんですもの・・・写真も有りますわ」

わぁ…綺麗な猫だな……

でも消えるって・・・大げさだなぁ

「分かりました すぐにお探しします」

「よろしくね」




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