゚。笑顔。゚
私は…拓にお礼を言うために走った。


あの笑顔を見るために…

でも…何も気付いてなかったね…私は…


海についた私は探した。
「拓ー??」
「拓?」

いない…やっぱりいないかな??

「拓ーーーー!」
「何だ?」
「いたなら返事しろっ」
「わりぃわりぃ(笑)」
「ねぇ…言ってくれたんでしょう?やめてくれってさっ…ありがとう!」
「うんん。」
「でも…いきなり何で?」
聞いちゃった。ごめん…
「俺の彼女さ…お前と同じ思いをして…この世を去ったんだ…」
「あっ…ごめん…」
「別にいい…お前は今…俺にとって彼女と同じ存在だから…なくしたくなくて」「じゃぁ…学校来ないのも??」
「そう…」
「ゴメン…私何もわかってなかった…ゴメンね…」

泣いた。
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