梟~幼少編~
「ねぇ、その腕の怪我どうしたの?」
夕食を終え、部屋に戻ったところで梟悦が包帯を取っている翼飛に聞いた。
「これはな、戦でな…」
「戦で?」
「転んだんだ」
期待とは違った答えに梟悦はドテッとこけた。
「嘘だ!こけてそんなになるか!!」
「ああ。なる。なる。お前も気をつけた方がいいぞ~。こんなになるからな」
血が滲んだ包帯を床に置き、ガーゼも取り始め。
「ちょっと、ちょっと待って!」
「なんだ?」
「俺、お風呂に入ってくるからその間にそれ取って!怪我してるところなんて見たくない!!」
そう言って梟悦は着替えを持って一目散に風呂場へ向かった。
「7歳の子供には過激すぎたか?」
そういって翼飛は途中までとっていたガーゼを全て取り始めた。
生々しい生傷が露出していく。
「見せなくて正解だな」
夕食を終え、部屋に戻ったところで梟悦が包帯を取っている翼飛に聞いた。
「これはな、戦でな…」
「戦で?」
「転んだんだ」
期待とは違った答えに梟悦はドテッとこけた。
「嘘だ!こけてそんなになるか!!」
「ああ。なる。なる。お前も気をつけた方がいいぞ~。こんなになるからな」
血が滲んだ包帯を床に置き、ガーゼも取り始め。
「ちょっと、ちょっと待って!」
「なんだ?」
「俺、お風呂に入ってくるからその間にそれ取って!怪我してるところなんて見たくない!!」
そう言って梟悦は着替えを持って一目散に風呂場へ向かった。
「7歳の子供には過激すぎたか?」
そういって翼飛は途中までとっていたガーゼを全て取り始めた。
生々しい生傷が露出していく。
「見せなくて正解だな」