梟~幼少編~
「約束だったからな。うまいか?」

「うん。よくひ一口いる?」

梟悦はアイスを持っている手をおもいっきり伸ばし翼飛に突き出す。

「いんや。甘いのはいい」

翼飛は苦笑いした。

翼飛のいう約束とはテストで“90点以上だったらアイスを奢る”と言うもの。

見事梟悦はその約束を達成したのだ。
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