SUNRISE 短編

「ごめん、待った?」



小走りで優貴に駆け寄る。

私達は近くのファミレスで
待ち合わせた。





「いや、俺も今来たよ。
てか急に呼び出してごめんな」


「ううん。あの…」


「零と雪英ちゃんのことは
ルミから聞いた。」



彼は私の言葉を遮り、
私が聞きたかったことを
早速答えてくれた。



「そう…。」


「零さ、明日から海外出張に行くんだ。
行き先はえっと、ロサンゼルスだったかな?」






…えッ??????

海外出張??

ロサンゼルス??



なんでよ…私何にも聞いてないよ

あ、セフレだからか。

彼女じゃないもんね
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