SUNRISE 短編

「そ、そうなんだっ。でもなんで私に?
ただのセフレよ。笑」



なるべく余裕を持った
顔で話した。


「雪英ちゃん、無理すんなよ。
好きなんだろ?零のこと。
ルミに零と雪英ちゃんの関係
聞いたときに一緒に聞いたんだ」




「好きだけどっ…
セフレでもいいって思ったから。
零だって私なんかどうでもいいから
出張のこと言わなかったんでしょ」



「雪英ちゃん、
余計なお世話かもしれないけど
零は…零は雪英ちゃんのこと好きなんだよ」



「あははっ何言ってんのよ。」


「明日会ったらわかる。
8時だからな。出発」


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