SUNRISE 短編
ファミレスを出たら
外はもう真っ暗だった。
『零は雪英ちゃんのこと好きなんだよ』
優貴の言葉が頭の中で
リピートされる。
「…そんなわけないじゃない」
独り言を言いながら車に乗り込んだ。
家に着いて零にメールして
みることにした。
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宛先:零
明日の夜来れない?
-END-
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これはもう・・1つの賭け。
不安で押しつぶされそうに
なりながら返事を待った。
~♪♪~~♪
来た…
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From:零
ごめん!明日は無理なんだ。
雪英から誘うなんて
めずらしいな?
何かあったか?
-END-
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零…なんで?
どうしてよ…