SUNRISE 短編

携帯片手に突っ立っていた私の
目からポロポロと涙がこぼれる








どのくらい泣いただろう。
声も出さずただ次から
次へとこぼれ落ちる涙


床に水溜りができるんじゃないかと
思うくらい泣き続けた。




零…さよならなんだね


愛さなくていいから
ただもう一回だけ
朝日が見たかった。



あなたのこと忘れないけど
思い出すことはないでしょう。



再会してからの2人は
決して綺麗な関係ではなかったけど
毎日が幸せだった。


7年間も想っていたときには
こんな風になるなんて
想像もしていなかった


辛いこともあったけど
本当に幸せでした。



零、アイシテル



零、サヨウナラ
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