SUNRISE 短編


あの頃の2人はお互いに
いろんなことが未経験で
ゆっくり時間をかけて
優しく優しく愛を育んでいた


零は私を抱くときも壊れ物を
扱うかの様に抱いてくれた。



今の零はそんな抱き方しないけど。


愛の無いSEXを繰り返すだけ。
週に2回ほど私の家に来る。


いつも朝になったら隣に零はいない…




昔は、朝を一緒に迎え、朝日を見た。

眩しい朝日に2人、目を細め
優しいキスをする

そのまま一緒に登校したり。






・・・あ~。ダメだっ。

また昔の零との思い出を思い出してる



とにかくっ、今日は零が来る日。

晩ご飯用意しないと。
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