SUNRISE 短編
ーーーー・・・・・・・・・・ッえ?!
私は夢を見ているのだろうか。
それとも幻?
「れいーっ!!!!!!!!!!!」
少し離れたところにある
長イスに座ってる
愛しい人の姿。
もう限界に近づいてる体の
僅かな気力を振り絞り
全力で彼の元へ走る。
「雪英・・・っ?!」
私に気付き驚いて口が開いてる。
けどすぐに笑顔になって
両手を広げた。
「零っーー…」
わずかな衝撃の痛みと
ともに零に抱きついた。