SUNRISE 短編

「雪英・・・」

きつくきつく抱きしめる零。


涙が止まらない私。




やっと…やっと1つになったね。


かなりの時間抱き合った。


零は名残惜しそうにゆっくり
腕の力を緩めた。


「雪英・・ 遅いぞ!」


「ばか。零のばかーっ」


最高の笑顔でよしよししてくれた。


「てかさ、零なんでいるの??」

「なんでって?」

「もうとっくに8時すぎてるじゃん?」


「お前なんか勘違いしてない?
出発は9時だよ^^」


「はあ~~~~っ?!?!」



まったく、優貴のやつ。
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