夢見月夜に華ト僕<連載中>
First
Prologue
――ねぇ、
君は確かに存在した
僕の全ては君で
僕の世界は君の中で
それが他人から見たら
愚かだろうが
狂気だろうが
なんだろうが……
僕にはもう、関係ない――
君が笑ってくれていれば
君が笑っていてさえくれたら
それだけで、僕は正義になる
僕の世界の正しさは
君の笑顔が決めた
月夜の奇跡
僕を楽園へと導いてくれた
君に出逢えて
――僕は、よかったんだ