Cry!Cry!Cry!



男はその場に倒れこみ


右手を必死で抑えている。




あたしは逃げようと足を動かすと


右足をつかまれ倒れた。




「まっ待って・・・。」



「待たない!!!あんた誰なの!?」



「えーっと・・・まぁ俺の話を聞いてよ。」



手の痛みが引いたのか、その場にアグラを組む。



20才を行ってるか行ってないかの若い男の人。





「う~ん、さっきはいきなりごめんね。


 話の展開的に面白くなるかと思って♪」



「ほほう!!話の展開的に面白くさせていただき有難う!!


 なかなかグッジョブな展開だったぜ!!☆




 ・・・って、んなのなるかぁ~~~~~!!!!」




彼は「ナイスノリツッコミ~♪」と笑って拍手する。




うーん…この気さくな笑顔…どっかで見たことあるような…。



いやいや、イケメンだからって騙されないぞ。




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