Cry!Cry!Cry!
「マジかマジか!!!!
うっしゃぁ~~~!!!マジでやったろうぜ!!」
さっきまでしょぼんでた人間が一気に元気を出す。
単純…まるで昔のあたしみたい。
「ほぉ~ら、チヒロも行くよ!!」
美々があたしの腕を引っ張った。
「あたしも行くの?」
「チヒロも行くの。」
「ほぉ~ら、
赤信号、皆で渡れば怖くないってやつよ。」
「ゆーみん、それ良い子の教育に悪影響です。」
「この事じたい、良い子に悪影響でしょ。」
あたしがそう割り込むと3人はニヒッと笑った。
「はぁ~い!チヒロンも共犯☆」
そう言われた時には、
あたしはもぅ外に出ていた。