Cry!Cry!Cry!
するとマネージャーの目線が
あたしが手に持っている手紙にそそがれる。
「その手紙・・・」
「あっいえ…誰かに告白とかそんなんじゃなくて・・・」
「私がひぃちゃんにあげた手紙です…。」
えっ・・・。
最初は星が丘のマネージャーの声のトーンに驚いた。
いつもは透き通った綺麗な声をしているのに
急にごもごもした聞き取りづらい声になったからだ。
でも、すぐに状況を理解した。(かもしれない)
「なんであなたが手紙を持ってるの?」
マネージャーは警戒するようにあたしを睨む。
まさか
この人が新井幸!?