Cry!Cry!Cry!



「そうだったんですかぁ♪


 ひぃちゃんの彼女さんだったんですね!!」



「アハハハハハハハ」




はい・・・罪を犯しましたσ(´-д-;)




だってぇ、ずーっと前、ぶっちょ先輩に



≪いいか!ゆーみん、これだけは覚えておけ!


 美女と鬼は紙一重だ!!絶対に美女を怒らせてはいけないぞ!!≫



と忠告されたんだもぉ~ん、許してぇ~!!




とまぁ、ここは駅前の喫茶店。


どうやら星が丘学園生はよくここへ立ち寄るらしい。



あっちにもこっちにも星が丘生が居て少し緊張する。





「てっきり盗んだのかと…。」



ぎくっ。


ここはひとまず話題を変えよう。





「そういやさ、本当に1年なの?」


「はい、留年生で本当は貴方と同い年ですが。」


「えっ!?留年!!??あんたバカなの!?」



新井幸はアハハと笑う。



「足を怪我しちゃって半年くらい入院してたんです。」


「あー、そっち系。って、半年って長っ!?」




「はい、主治医に治らないって言われてたんです。」



「んで、愛の力で治ったってやつかい??」



新井幸は顔を赤らめる。


まったく見た目どおり純情なお方だなぁ。



< 138 / 267 >

この作品をシェア

pagetop