Cry!Cry!Cry!
「そうだったんですかぁ♪
ひぃちゃんの彼女さんだったんですね!!」
「アハハハハハハハ」
はい・・・罪を犯しましたσ(´-д-;)
だってぇ、ずーっと前、ぶっちょ先輩に
≪いいか!ゆーみん、これだけは覚えておけ!
美女と鬼は紙一重だ!!絶対に美女を怒らせてはいけないぞ!!≫
と忠告されたんだもぉ~ん、許してぇ~!!
とまぁ、ここは駅前の喫茶店。
どうやら星が丘学園生はよくここへ立ち寄るらしい。
あっちにもこっちにも星が丘生が居て少し緊張する。
「てっきり盗んだのかと…。」
ぎくっ。
ここはひとまず話題を変えよう。
「そういやさ、本当に1年なの?」
「はい、留年生で本当は貴方と同い年ですが。」
「えっ!?留年!!??あんたバカなの!?」
新井幸はアハハと笑う。
「足を怪我しちゃって半年くらい入院してたんです。」
「あー、そっち系。って、半年って長っ!?」
「はい、主治医に治らないって言われてたんです。」
「んで、愛の力で治ったってやつかい??」
新井幸は顔を赤らめる。
まったく見た目どおり純情なお方だなぁ。