Cry!Cry!Cry!
~Thihiro~
南葉くんと鈴浦夕実が両想いって事は確信した。
そして、鈴浦夕実は南葉くんに告白した。
それを予言した張本人(美々)は・・・
「ギャア~!!ピカ○ュウのシールかぶったぁ!
しかも、同じポーズってないだろぉ~!!」
っと、ポケ○ンパンに付いているシールに嘆いていた。
「美々の予想当たったね。」
「え~!?当たってないよぉ!!
ミミ、ポッ○ャマ当てようとしたのにぃ~!!」
「いや…シールの事じゃなくて・・・」
美々は蒸しパンを食べながら首をかしげる。
そっか、美々は鈴浦夕実が告白したこと知らないんだった。
「てか、しゃいきんさぁ~、ゆーみんのひょーすおかしぃよねぇ。
にゃんかにゃんばっちのことしゃけてなぁ~い?」
モグモグと食べながら喋る。
(通訳:てか、最近さぁ~、ゆーみんの様子おかしいよねぇ。
なんか南葉っちのこと避けてなぁ~い?)
「行儀悪いよ。」
「あぁ~、ごめん。」
美々はゴクリとピーチティー(リプト○)を飲んだ。
「もしかして、ミミの予想ハズレて南葉っちが告ったけど
ゆーみんがフッちゃったのかなぁ??」
「それはないと思う。」
「そーだよね、山崎が山崎パンじゃなくてポ○モンパン食べるくらい
あり得ないよね。違う会社だもん。」
ふぃ~っと美々は食べ終わったパンの袋をぐしゃぐしゃにする。
美々にはまだ言わないほうがいいだろう。
(言うとまた面倒だから。)
「鈴浦!ちょっと来い!!」
廊下から教頭の声が聞こえ、鈴浦夕実は廊下に出た。
「ねぇねぇ!もしかしたら、
ゆーみんは教頭と禁断の恋をしているのかも!?
ついていこう!!!」
「いや…そんな事はないでしょ…。教頭、ハゲじゃ…」
「鈴浦、おめでとう。
さ来月にイギリスに長期留学の許可が得たぞ。」