Cry!Cry!Cry!
それにしても、彼女はなんでここにわざわざ来たんだろう?
なんか他に用事でもあったのか?
振り向くと、彼女の姿はない。
まぁ、いっか。
≪あんたは好きならば、おっかけだろうが防衛隊だろうが
ストーカーだろうが付きまとえばいいじゃん。それで嫌われれば気が済むでしょ?≫
今更、自分で言った事に恥ずかしくなる。
これはきっとあたしの本音だろう。
いつか…伝えなければならないのだから。
気持ちを飲み込むのだけは嫌だから。
結果が分かっている分、覚悟もできる。
告白しよう…。
近いうちに…。
あたしはそう思いながら速い足取りで教室へ戻った。