Cry!Cry!Cry!
「ゆーみん!」
「うわぁっ!?」
晴香はじっとあたしを見ていた。
あれ、あたし、教室に居たんだっけ。
今は…昼休み…?
「お腹すいたぁ~。早く食堂行こうよぉ~。」
晴香が机を叩いてせかす。
あたしはゆっくりと席を立った。
「あっ、あたし食べ終わったあと寄りたい所あるんだけどいい?」
「うん、どこに?」
「職員室。」
「えええ!?優等生ゆーみんが何かやらかしたの!?」
晴香の驚いた顔にあたしはへらへら笑った。
「ちがうちがう。
退部届け取りに行くだけだしー。」
もう迷わない。