Cry!Cry!Cry!




だけど…山崎の言うとおりだ。



なんで素直に喜べないんだろう。



あたしは幸せなんじゃないの?



幸せってなんなの?



価値観が分からなくなってきた。





「まぁ…それがお前の宿命なんだろうがな…。」



山崎はさっきの声とは違うもっと低い声で言った。



あたしが振り向いた時にはもぅ隣の席には山崎の姿はなかった。




もう今更後悔したって後戻りはできないんだ。






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