Cry!Cry!Cry!







『あんたの存在が邪魔なの。


 学校に来ないで。』



へぇ・・・誰だか分かんないけど、


ずいぶん陰険なことするね。




「いいよ、学校に行かないから。じゃあね。」



あたしはそう言って電話を切った。



あたしも演劇祭なんて馬鹿げたことしたくないから。









『続いての相談はスカイさんからの相談です。


 "僕は今、学校に行かず不登校です。

  親は学校に行きなさいと言うのですが、

  みんなは学校に何のために行ってるんですか?"』





ラジオは淡々としゃべる。





学校なんて猿が暇を潰すための猿山じゃない。




『そうですねぇ~。学校は青春するために行くんじゃないかな?


 もちろん、学問を学ぶために行くところだけど、


 他にも人と人との関わりや社会へ旅立つための学び場でもあるよねぇ♪』




・・・・・。




『スカイさん、


 一回でも良いから学校に顔出してみたらどうでしょう?


 では、広兄の相談コーナーこれにてお開きです。』





人には分からない。




人に裏切られ、どん底に突き落とされた






他人の痛みを・・・








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