Cry!Cry!Cry!




「ううん。僕がここに来た時には、もぅ又三郎はここにいた。


まったくどこ行ってたんだろうね。」



ヒカルくんは又三郎の頭をなでる。



つまり、骨折り損のくたびれ儲けってやつか。




ちくしょぉ~!!!!




「わんっ!!」



又三郎があたしに飛びつく。




あたしはバランスを崩して尻もちをついた。




「こんにゃろ!今さら好意みせたってもぅ探してやんないぞ!!」



「あはは♪」



あれ?ヒカルくんが笑っている。


ウケがいいのか?





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