Cry!Cry!Cry!
「立ち話もなんですから、座りましょうよ。」
なんとなくぎこちない美々。
この素の美々を見るのは初めてだから。
「なんでアタシにかまうの?」
聞いてはいけない事を聞いてみたい。
美々はキョトッとした顔で言った。
「そりゃ、言ったでしょ?
チヒロとミミは似てるから。」
本気でそう思ってるの?
「あたしに殺されかけたんだよ?」
その言葉に美々はヒラヒラと手を上下に振り、笑って返す。
「あんなんで死ぬわけないじゃんw
だいたいが不的中だったよw
当たったのが最初の一発ぐらいだし。ww」
だからって、
あたしみたいな人と一緒にいるもんなの・・・??
「それにね」
美々の声は少し低くなる。
「ミミのこと殺したって別にかまわないんだ」
はっ?