Cry!Cry!Cry!
「どうして?」
「笑えないよ、そんなの。」
南葉くんはじっとあたしを睨む。
あたしは立ち上がり
テーブルを思いっきり叩いた。
「どうせあたしが悪い!!!!
あたしなんて邪魔ものだ!!!
汚らわしい腐敗物でしかないんだ!!!
あたしなんて・・・」
≪居ないほうがマシなんだ・・・≫
ギュッ
南葉くんは立ち上がり、あたしを抱きしめた。
「だいじょうぶ。」
いつからだろう・・・
あの眩しすぎる太陽をガラクタのように見えてきたのは・・・
孤独という空間に耐えられなくなったのは・・・
一人で居るのが怖くて
でも、一人になりたくて
頭がいかれてしまいそうで
生きている感情を失ってしまいそうだった。
「さびしかったんだね。ずっと・・・」
南葉くんは優しさで包み込む。