white memory
しばらくして帰ってきたあなたは、私の予想通り、驚いて、そして、喜んでくれた。

「一流レストランの味には適わないけど、一生懸命作ったの…」

なんて、ガラにもないこと言ってみたり。あなたは、おいしい、って何度も言ってくれた。


本当に幸せな夜だった。

幸せすぎて、涙がこぼれそうだった。

このまま時が止まればいいと思った。
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