white memory
アクセサリーショップを覗いたのも、確か、その頃。

「私の誕生石って、ダイヤモンドなんだよ。」

「へぇ。」



何気ない会話。
でも、こんな一瞬一瞬を積み重ねていきたい。
ずっと、変わらずに。


それは私にとってはいつものデートだった。
でも、あなたにとっては……

あの日から、何かが変わりはじめていたのかもしれない。
そんなこと、私は全然気づいてなかったけど。

ボタンは1つかけ間違えるだけで結果が大きく変わってしまう。
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