迷…命…明…
嫌だと思っていても、学校に行く時間は確実にくる訳で…


重い足どりで、学校に向かう。今のアタシは完璧に仮面を被れているだろうか?


教室に入り、自分の席につく。ユミが話しかけてきたけど、今のアタシは適当に相槌を打つだけだ。


時間が止まって欲しいと思えば思う程、早く過ぎていき…
あっという間に放課後になってしまった


「行くよ」

なかなか席から立ち上がらないアタシを無理矢理ユミは立たせ、教室を出る


「なんか今日のアコ変だよ?テンション低すぎ!」

「そうかな?」

そう言ってみたけど、自分でも分かってる。
今日のアタシは変だ。
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