迷…命…明…
「すいませーん!」

明るいユミの声が頭に響いた

車に乗っている男は、いかにもな感じのチャラ男で…

ユミの声に、窓を開けて

「な〜に〜?」

甘ったるい声が聞こえた


「今暇?アタシ達すっごい暇で!遊びに行かない?つーか寒いから車載せて下さーい」


「いいよ!乗りなよ」

そう言って後ろのドアを開けた

「ラッキー!あたし助手席の人ね」

そう耳打ちしてユミは車に乗り込んだ

「早く乗りなよ」

男が急かすけど、足が動かない

「何してんの?」

ユミのイラついた声を聞いてもダメ。乗りたくない

乗ったらまたアタシは簡単に脚を開くだろう。今日は運転席のこの男に…
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