迷…命…明…
どれ位時間が経っただろうか…


シュウは相変わらずアタシの背中を摩ってて…
心地良いからアタシも黙って受け入れている


「シュウ?」

沈黙を破ったのはアタシで

「ん?」

「いつか…いつかさ」

「うん」


「シュウが抱えてるもの、アタシにも分けてね」


「抱えてるもの?」

「うん」


「なんでそう思う?」


「シュウの眼見たらわかる」

そう言ったアタシに、シュウは悲しそうに笑った
< 113 / 270 >

この作品をシェア

pagetop