迷…命…明…
かれこれ30分はケースの前で悩んでるアタシ。


「まだかよ」



痺れを切らしたシュウが部屋から出てきた


「だって…」



「もう少しで店閉める時間なんだけど」


「うそ!もうそんな時間?」


「そんな時間」



「あと5分待って!」



そう言うアタシにため息を吐き、シュウはレジ横の椅子に座りこんだ
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