迷…命…明…
車内は静まり返り、R&Bの心地良い音楽だけが流れている。

シュウはそれっきり喋らず何処かに向かって車を走らせる

かれこれ15分は走っただろうか……

アタシは向かっている先が解らず不安になってきた。
「ねぇ、何処行くの?」

「………」

「ねぇってば!」

「………」

「無視すんじゃねーよ!」
「………」
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