迷…命…明…
「俺さ、小さい頃から親に虐待されてた」


「うん」



「その顔がむかつくとか言われて殴られてた」



「うん」



「まぁ、何か理由つけて殴りたかっただけだと思うけど」


「うん」



「顔の事言われてもさ、どうしようもできねぇじゃん」



「うん」




「泣くと尚更うるさいって殴られて。だから痛くても、辛くても笑う事にした」


「うん」




「殴られても笑ってるから逆に、馬鹿にされてると思ったんだろうな…暴力が酷くなってきてさ…」
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