迷…命…明…
「ところで、まだ君の名前は教えて貰えないの?」


「アコ」

「アコ?」

「そう。アタシの名前」

「アコね!了解」

シュウはそう言うと視線を前に戻しスピードを上げた

ドライブ好きのアタシにとって車に乗っているのは苦ではない

だからアタシは黙って変わり行く外の景色を眺めていた
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