迷…命…明…
「中だぁ?」


「うん。いつまでも玄関にいるわけにはいかないでしょ」



言われてみれば、そうだな。うん。



「早く入れば?」


「ありがと」



そう言うシュウは、笑顔に変わってて…
いつもはアタシの安定剤変わりのその笑顔も、今のアタシには、怒りを増す薬でしかない。




ニヤつきながらソファーに座ったシュウは



「アコも突っ立ってないでこっちにおいで」
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