迷…命…明…
「うん」



うん?こいつ今、サラッと言ったよな?怒る気力もねぇよ。呆れたよ…

無言のまま何も喋らないアタシにこの馬鹿はなおも言い放った




「なんで無言?俺なんかした?意味わかんねぇ」




プチン…
頭ん中で音がした。
こいつと付き合ったの軽く後悔した…



「てめぇ、今日9時に帰って来るって言ったよな?今何時?てめぇには眼がねぇのか?携帯には出ないし。アタシは、ずっと待ってたの!ご飯用意して4時間も待ってたんだよ!それを何?謝りもしないで!どんだけ心配したと…――」




「アコ。落ち着け!」
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