迷…命…明…
「寒いし、そろそろ行こうか」
シュウの声にアタシは頷き車に乗り込んだ。

さすがに冬のこんな寒い日に外に長時間いるのはキツイ。それでもアタシは見ていたかった。
シュウが秘密の場所というこの草原を…


「また連れてきてあげる」
アタシの気持ちが伝わったかのようにシュウは優しい笑顔をアタシに向ける


その笑顔も偽りですか?
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