迷…命…明…
車は今来た道を走り始め、街に向かう。


「ねぇ?」

沈黙を破ったのはアタシの声だった

「ん?」

「なんで昨日アタシに声掛けたの?」

そんな質問に口元だけ笑って、

「俺、実はアコの事知ってたんだよね」

「えっ?」

驚くアタシを尻目にシュウは続ける
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