迷…命…明…
小走りで車に向かって行くと、シュウは

「そんな急がなくても、いなくならないから」

と笑った


そんなシュウに「そうだよね」とアタシも笑顔を向けた

電話は毎日していたけど、シュウに会うのは秘密の場所に行って以来1週間ぶりの再会で

何故かわからないけど、柄にもなく上機嫌なアタシがいた。


「学校はどう?」

煙草に火を点けながらシュウは横目でアタシを見る
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